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| 組織は、逆三角形。 |
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シルバーとっぷ創業時、私は「社長像」というものを勘違いしていました。今までの仕事を誰かに引き継がせ、自分は意見だけを出せばいい。そう考え、初めて人を雇いました。次第にすべてをその社員に任せるようになり、その結果、私は今まで取り引きしていた施設やお客様のご自宅にもまったく行かなくなっていきました。
そんなある日突然、社用車と商品、そして金庫に保管していた1000万円とともに、その社員がいなくなりました。社員の実家にも問い合わせをしましたが、居場所がまったくわかりません。ついには諦めて警察に被害届を提出しようと決心した夜、会社の駐車場で車のエンジン音を耳にしました。その社員が戻ってきたのです。問いただしてみると、個人的な問題でお金が必要となり、会社を裏切ってしまったというのです。私はこの時、社員が犯した過ちよりも自分の社長としての姿勢が、このような事態を引き起こしたのだと気づきました。自分は社長として、ただふんぞり返ってなにもせず、偉そうに指図するだけの存在だったのではないかと。このような状態が、社員の信頼をなくし、今回の事態につながったと考えるようになりました。
そのような経験から、社長は組織のピラミッドの頂点に立つ存在ではなく、組織の一番下で社員を支える存在であることに気づいたのです。そこで組織を「逆三角形」と捉え、一番上にはエンドユーザーであるお客様、その次に中間ユーザーの施設・病院の職員さんやケアマネージャーさん、そしてその下に我が社の社員、一番下に社長がいるという考え方をもつに至ったのです。社員がお客様のことだけを考え、安心して仕事に取り組める環境をつくることが、私の社長としての役目だと思います。シルバーとっぷでは上司や社長の目の色を気にしながら仕事をするということはありません。お客様の顔だけを見て、全力で仕事に取り組んでほしいからです。
シルバービジネスは今後さらなる発展を続ける、21世紀の成長産業として注目されています。その中で私たちは、「感動を届けよう」をテーマに掲げ、「自分が要介護状態になったらどうしてほしいか、どうされたらうれしいか」というお客様の視点で物事を考えていく企業であり続けたいと強く思い続けています。
水が高いところから低いところへ流れるように、ビジネスも自然の流れに逆らってはいけません。お客様のニーズに逆らわないようなかたちで会社をつくり上げていくことが大切です。
福祉業界の手本となる日本一の会社を目指すため、これからのシルバーとっぷのビジネスステージにおいては「会社の幹になる人物」のみに入社してほしいと考えています。そして、そのような人物に「福祉の常識」にとらわれない新しい感覚で、今までの我々の常識をぜひくつがえしてもらいたい。単に木の枝や葉といった存在にとどまるのではなく、会社を根底から支えていくような方と私は一緒に仕事がしてみたいのです。
大きな夢をもった会社で、あなたと一緒に成長していけることを私は楽しみにしています。 |
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